お盆のお墓参りはいつ行く?供え花の選び方もご紹介

お盆のお墓参りは、ご先祖様を迎えておもてなしを行ない、お見送りするという行事です。一般的に8月のお盆期間中に行なうことが通例となっていますが、数日あるなかでどの日程でお墓参りに行くか迷うこともあるでしょう。

この記事では、お盆のお墓参りにいつ行くべきか、紹介しています。また供え物の一つである花についても、お盆時期はどのような種類を選ぶのか記載しているため、ぜひ参考にしてください。

お盆のお墓参りはいつ行くべき?

お盆のお墓参りは、一般的に毎年8月13日〜8月16日にかけて行なわれています。多くの場合、お盆の初日である13日にご先祖様をお迎えするために、お墓参りに行くことが多いでしょう。お盆の最終日である16日は、ご先祖様をお見送りする送り火の儀式を行ない、地域によっては再度お墓参りに行くこともあります。なお、お墓の掃除は可能であれば8月12日までに済ませておくとよいでしょう。13日にご先祖様をお迎えするため、それまでにお墓をきれいにしておくことが理想です。

またお墓参りをお盆期間中以外の別の日に変更することも、問題ないとされています。そのため、スケジュールが合わない場合や猛暑で外出が厳しい場合は、お盆期間中に無理してお墓参りに行く必要はありません。もしお盆期間中に掃除やお供えができないことが気になる人は、霊園の関係者に相談、もしくは代行業者に依頼する方法があることを覚えておくとよいでしょう。

お盆のお墓参りはどのような花を供える?

お盆の供え花は、基本的に黄・白・紫の3色を中心に、3・5・7の奇数で本数をそろえます。そこに差し色の花を加え、ひし型に整えることがマナーになっています。花の種類は長持ちする菊やグラジオラスなどが選ばれる傾向にありますが、花言葉や花のイメージで選ぶのもおすすめです。

なお供え花には避けたほうが良いとされる花もあり、毒やとげがある花・香りが強い花・つる性の花が挙げられます。例えばバラやユリが当てはまりますが、なかにはご先祖様が好きな花だったという場合もあるでしょう。その場合はあえて供えることもあるため、気になる人はご家族と相談のうえ、選んでください。

いずれの場合も、花の種類に迷った際には生花店にお任せする方法があります。霊園近くの生花店であれば供え花に詳しいことが多いため、お盆のお墓参りに適したセットを用意してくれるでしょう。

まとめ

お盆のお墓参りは、可能であれば12日までに掃除を済ませ、13日にご先祖様をお迎えに行くとよいでしょう。なお、スケジュールなどが合わない場合はお盆期間中以外のお墓参りになっても問題はありません。お盆期間中に行けないことが気になる人は、霊園関係者に相談、もしくは代行業者に依頼する方法があることを覚えておきましょう。

また供え花についてはマナーや避けるべき花がありますが、どの花を選ぶか迷った際には生花店にお任せすることがおすすめです。

お盆のお墓参りは一般的なマナーはありますが、事情により日程や供え物などある程度変更することは問題ないとされています。無理せずにご先祖様を偲んで、お墓参りを行なってください。